JRA M.デムーロ「泣きの1回」は武豊効果!? 対コントレイルで「痛恨」選択ミスから1年、手放したパートナーと再タッグのチャンス
「武豊騎手とともに凱旋門賞を勝つのが夢」と公言しているキーファーズ松島正昭代表の共同所有馬ブルームとジャパンが、今年の凱旋門賞出走を視野に入れているからだ。
「武豊騎手は以前から、凱旋門賞(仏・G1)のオファーがあれば、2週間の隔離期間などに関係なく参戦したいと話しています。仮に参戦して隔離期間が発生したとなれば、その翌週に行われる京都大賞典での騎乗は非常に難しくなります。
今回、アリストテレスが京都大賞典で武豊騎手からデムーロ騎手への乗り替わりが決まった背景には、あるいはそういった事情も含まれているのかもしれませんね」(競馬記者)
実際の事情はまだ定かではないといえ、二人の想いがどのような結果をもたらすのか。
再び巡ってきたチャンスをモノにしたいデムーロ騎手、夢を追い続ける武豊騎手。それぞれの健闘を祈りたい。
(文=冨樫某)
<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。