エアウィンザーが共同通信杯(G3)に向け坂路で超抜時計!武豊騎手が惚れ込む「大器」が負けられない一戦へ「本番」モード!
そして、デビュー戦の時点で武豊騎手が「まだ全体的に緩い」と評したエアウィンザーだが、「これまでとは違う」と感じられたのは、栗東の坂路で行なわれた先週日曜の調教内容だ。
異例の日曜追いとなったが4ハロンを50.5秒、ラスト12.1秒という破格の時計をマーク。自己ベストを大きく更新している。この明らかにハードな調教内容は、陣営が賞金的に危機的状況にあることを踏まえて「レースを獲りに来た」と考えてよいだろう。
賞金面を考慮しても、日本ダービーまでの”切符”を手にするにはここを勝つしかない。
前走の敗北が決定的な材料となって、今回はスワーヴリチャードとムーヴザワールドに次ぐ3番人気となりそうだが、見限るには早計だ。兄を含め、数多の名馬の背中を知る武豊騎手が惚れ込む逸材だけに「本番モード」となったココからが真の勝負だ。