岩田康誠、元JRA藤田伸二氏らバッシングに応戦!? 「叩く人もいるが、騎手は勝ってナンボ」前代未聞の騎乗停止から持論を展開
ファンへのメッセージを向けられると、「ゴール板では叫んでしまい、ガッツポーズも出てしまいましたが」と前置きした上で、「やっぱ自分自身の考えた通りのレースで1着になれば自然にガッツポーズは出るんで。色んなところで叩いている人もいるが、やっぱりジョッキーは勝ってナンボの世界なんでね」と、自身の批判に反発した格好だ。
そして、「レースでは熱くなっている。皆さんも嬉しければガッツポーズは出ると思うんでね、その辺のことも考慮しておいてほしい」と締めくくった。
「岩田康騎手は例の騎乗停止から復帰以降、JRAでは僅か8勝、ここ1ヶ月間で勝ち鞍なしと精彩を欠いています。様々なところから批判を受けたことで、溜まっていたものもあったのかもしれません」(競馬誌ライター)
時にはラフなプレーも目立つが、誰よりもレースに真剣な岩田康騎手だからこそ、批判している人達に向けて一度言っておきたかったのかもしれない。
批判を受けることとなったクリノガウディーとのコンビでは、来月3日に行われるスプリンターズS(G1)に挑む予定だ。今回快勝したテイエムサウスダンも含め、岩田康騎手のこれからの逆襲に期待したいところである。
(文=冨樫某)
<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。