ダート王サウンドトゥルー、鞍上チェンジより切実な問題!? フェブラリーS挑戦も脳裏にチラつく「昨年回避」の真意が心配
「一番直近で参加した東京ダートマイルのオープン戦・アハルテケSのレースぶりを見るとわかりますが、ゲートが空いて各馬一斉にスタートすると同時に、サウンドトゥルーだけダッシュがつかずまったく流れに乗れていない様子が見て取れます。ダートコースに入るわずかな距離の間でもう5馬身ほど水を空けられているのです。JRAのダートには芝スタートとダートスタートの2種類があり、とくに芝スタートのレースでは前半からある程度のスピードが要求されるため、生粋のダート馬であるサウンドトゥルーは苦手としているのでしょう」(競馬記者)
11日の東京2Rで主戦の大野騎手が騎乗停止処分となり、大切なパートナーを失ってしまった同馬。鞍上が未定という状況の中で、さらに暗雲漂う情報が見つかってしまったようだ。
もちろん、先の報道は1年以上前の話。サウンドトゥルー自身がこれまでの間に一段と成長し、芝スタートを克服可能になっている可能性はある。だが、昨年優勝したチャンピオンズCを含め、この1年はオールダートのコースばかり走っているだけに、JRAG1連勝は課題の多いものとなりそうだ。