武幸四郎騎手の電撃参戦で阪急杯(G3)が大波乱!? 兄・武豊騎手も参戦で「競馬の神様が降りてきた」松永幹夫の伝説再現か!
26日に阪神競馬場で開催される阪急杯(G3)の出走馬が確定し、当日に引退式が開かれる武幸四郎騎手がカオスモス(牡7歳、栗東・森秀行厩舎)に騎乗することが決まった。
当初、この日が武幸四郎騎手にとって最後の騎乗となるため、メインレースとなる阪急杯には何らかの騎乗馬があるだろうと目されていた。しかし、いざ蓋を開けてみると、前日のアーリントンC(G3)のミラアイトーンの騎乗こそ早々に決まったものの、肝心の阪急杯が決まらない。
次々に出走馬の予定が決まる中、サンケイスポーツに至っては23日付けで阪急杯に騎乗予定がない前提で武幸四郎騎手にインタビューを行っている。それくらい、水面下では「ぎりぎりの調整」が行なわれていたようだ。
最終的に決まったカオスモスは、前走のシルクロードS(G3)でも武幸四郎騎手が手綱を執っていた馬。しかし、翌週3月4日のオーシャンS(G3)も含め、今週出走するかどうかが検討されていた可能性が高い。
そんなカオスモスだが、23日の最終追い切りで、この日の栗東坂路の1番時計を叩き出す猛調教を敢行。森厩舎の渾身の仕上げで、なんとか武幸四郎騎手引退の花道に華を添えるに至ったようだ。
ネット上でも「カオスモス行けるんか!」「森さんナイス」「単勝買うぞ!」など急遽の決定に大興奮。兄の武豊騎手がブラヴィッシモで参戦することも決定しており、兄弟ワンツーゴールを望む声も多く聞かれている。