【フラワーC(G3)展望】新怪物ファンディーナここでも圧勝!? 逆転を狙う精鋭集う
ディーパワンサ(牝3、栗東・松下厩舎)も十分な能力を秘めている。昨年の阪神JF(G1)では4着の実績があるように2歳時には能力上位の存在だった。レース後は休養を取り万全の状態での出走となりそうで、成長した姿を披露することが出来るだろうか。ディーパワンサも桜花賞への出走は現段階では微妙なラインで、休み明けではあるが結果を残さなければならない立場。昨年のレースで負かされた借りを返すため、超えなければならない試練となる。
前走のクイーンC(G3)では結果が出なかったハナレイムーン(牝3、美浦・堀厩舎)だが、クラシック出走はまだ諦めていない。敗れはしたものの、最後の直線では確実に伸びてきていたように距離の延長は好材料となりそうだ。また、前走時よりも相手関係では楽になりそうな今回は、逆転まで狙えるはず。
このほかには2連勝で勢いに乗るデアレガーロ(牝3、美浦・大竹厩舎)、今回と同じ舞台の中山競馬場の芝1800mで2戦して馬券圏内を外していないサンティール(牝3、美浦・鹿戸厩舎)、フェアリーS(G3)を3着と好走したモリトシラユリ(牝3、美浦・堀井厩舎)など、実力未知数の伏兵馬も多く難解なレースとなりそうだ。
ソウルスターリングやアドマイヤミヤビなど有力馬が出走を予定している桜花賞(G1)への最後の切符を手にするのは、どの馬になるのだろうか。激しい戦いが予想されるフラワーカップ(G3)は、20日(月)に中山競馬場で15時45分に発走予定となっている。