キタサンブラックが世界最強アロゲートに勝つにはこれしかない！衝撃の「世界記録奪取」大作戦とは
編集部
同馬はここまで菊花賞、天皇賞・春、ジャパンカップなどG1レースを3勝、合計10億6750万3000円を稼いでおり、まだまだ脂ののった働き盛り。仮に今週出走する大阪杯から天皇賞（春)、宝塚記念を三連勝すれば、1着賞金の合計4億2000万円に加え、JRAから春古馬三冠達成ボーナスの2億円が支給される。もちろん大阪杯ではマカヒキ、天皇賞ではサトノダイヤモンドといった強力なライバルがいて簡単なことではない。しかしここで奇跡の三連勝を成し遂げれば、獲得賞金は16億8750万円へ跳ね上がるのだ。
秋の予定はまだ未定のようだが、仮に凱旋門賞に出走せず昨年勝利した京都大賞典（1着賞金6700万円）、ジャパンカップ（1着賞金3億円）、有馬記念（1着賞金3億円）を勝利すれば、獲得賞金の総額は前人未踏の23億円にも達する。
また記録を保持するアロゲートが今後どんなローテーションを取るか分からないが、種牡馬入りの決断が早い米国であることを考えると年内での引退、そして種牡馬入りはかなり濃厚。となると年内は残り数戦であり、最後のレースは昨年も優勝したブリーダーズカップクラシック（1着賞金約3億6600万円）と思われる。アメリカはビッグレース以外の賞金はそれほど高額ではないので、最終的に23億円を超えるかどうかはギリギリのところだろう。
キタサンブラックは年内で引退が決定していることを考えると、世界記録を奪還するには奇跡を超える何かが必要となりそうだが、そこは天才武豊の手腕に期待したい。キタサンブラックとオーナーである北島三郎の名前が世界の記録に刻まれることを期待せずにはいられない。