JRA史上初の珍事!? 木幡親子が4人で同一レースに出走!! 息子たちが優勢の中、父・初広騎手は先輩としての面目を保てるのか?
「昨年4月2日には中山競馬場7R(3歳、500万下・ダート/1200m)で、まだ競馬学校に在籍していた三男の育也騎手を除く、木幡親子3人の対決がありました。このときは、シェアードに騎乗した巧也騎手が逃げ切りで勝利を収め、長男の初也騎手はヴァルールに騎乗して8着、父親の初広騎手はダンツロビンで9着に終わっています。
今回、JRA史上初となる親子4人対決ですが、次男の巧也騎手のリョウランヒーローは上がり調子と見られているので下馬評の上では一歩リードしているようですね。父・初広騎手のシンボリスーマランはこれまでの成績が奮っていませんが、ベテランの手腕を発揮することができれば面白い存在になると思いますよ。前回では息子たちに負けてしまいましたが、初広騎手の奮起を期待したいですね」(競馬誌ライター)
今年はこれまで初広騎手は3勝、長男・初也騎手が7勝、次男の巧也騎手は4勝、今年デビューしてまだ出走機会も乏しい育也騎手が未勝利となっている。父がベテランの妙味を発揮するのか、はたまた息子たちが偉大な父を超えるべく躍動するのか。レースはどのような結末を迎えるのかが、今から楽しみだ。