超異例!桜花賞(G1)に2頭の有力候補を送り込む「元宝塚トップスター」政治家スキャンダルで芸能界を引退も、競馬界で再びスポットを浴びる!
元宝塚トップスターということもあって、サラブレッドの生産界では素人同然だった小川美由紀さん。夫が他界した際、一度は牧場を閉鎖する方向で話し合われたが『主人が大切に育てて、大きくしてきた牧場を何とか残したい』という一念で、周囲の反対を押し切って存続を決断した経緯がある。
そんな中で、ミスパンテールとライジングリーズンという女王候補を桜花賞に送り込めたのは、まさに「諦めない信念」を前オーナーの義勝氏から受け継いだ証といえるだろう。
サラブレッドの生産に関し、「夢を売る」という意味では芸能界とすごく似ていると話す小川美由紀さん。2頭の愛馬を送り出す桜花賞は、奇しくも宝塚歌劇団のある宝塚市の阪神競馬場で行われる。
美雪花代が宝塚音楽学校に入学したのは1975年。あれから42年たった今、再び宝塚にトップスターの笑顔が咲き乱れるか。異色の”元女王”が手掛けた2頭の女王候補の走りに注目したい。