天皇賞・春(G1)緊急総選挙!? 「勝ってほしい馬」に常識もデータも関係なし! 競馬ファン『心の推しメンNo.1』はこの馬だ!


【第3位】ゴールドアクター
「小さな牧場の生まれで、血統的にも恵まれてないこの馬がG1で主役を張ってる時点で、すでにロマン!」(40代・男性)「吉田隼人騎手とのコンビが最高です!このまま連勝してくれれば」(20代・男性)「スクリーンヒーロー産駒による国内外同日G1制覇がみたい」(30代・男性)

 北海道にある小さな生産牧場・北勝ファームで産まれた不屈のグランプリホース・ゴールドアクターが第3位にランクイン。決して恵まれているとは言えない環境を跳ね返して、大活躍しているゴールドアクターの走りに共感を覚えているファンも多いようだ。

 現在、破竹の5連勝中で、吉田隼人騎手とのコンビもファンの間ではすっかり定着している。吉田騎手が骨折しながらも有馬記念を勝った話も有名で、そんなエピソードがファンの心を引き付けているのだろう。

 また、天皇賞・春がある5月1日は香港でチャンピオンズマイルが開催され、ゴールドアクターと同じスクリーンヒーロー産駒となるモーリスが参戦を予定している。共に1番人気が予想されるだけに、もし勝てば「同一種牡馬による国内外同日G1制覇」という快挙が達成される。

【第2位】キタサンブラック
「北島三郎と武騎手の『まつり』が聞きたい!」(30代・女性)「ドゥラメンテと3冠を分け合った去年の菊花賞馬として、ここは負けてほしくない」(30代・男性)「血統の常識を覆してほしいです」(40代・男性)

 昨年の菊花賞馬キタサンブラックが第2位。馬の人気も然ることながら騎手が武豊、馬主が演歌界の大御所・北島三郎氏というだけあって、競馬ファン以外からも大きな注目を集めている。

 そんなキタサンブラックの父は、今の日本競馬を席巻するディープインパクトの全兄となるブラックタイド。それに母の父は長距離戦では「用なし」と言われている伝説のスピードスター・サクラバクシンオー。こんな配合で、すでに3000mの菊花賞を勝っているのだから、血統派のファンからすれば”たまらない”存在のようだ。

 また、今回手綱をとることになった武豊騎手は、すでに北島三郎氏の持ち歌『まつり』を猛練習中だとか。キタサンブラックがこの天皇賞・春を勝った場合は、二人で熱唱するそうなので、それを楽しみにしているファンが大多数だった。

【第1位】トーホウジャッカル
「あの菊花賞が忘れられない!ゴールドアクターとサウンズオブアースの前にもう一度立ち塞がってほしい!」(20代・男性)「復活するなら、ここしかない!」(40代・男性)「酒井騎手とのコンビ復活を待ってました!」(30代・男性)「この馬が勝ったら泣ける」(30代・男性)

 栄えある第1位は、2014年の菊花賞以来の復活が懸かるトーホウジャッカル。

 かつての菊花賞では、昨年の有馬記念でワン・ツーし、この天皇賞・春でも人気が予想されるゴールドアクターとサウンズオブアースを下しての戴冠。レコード勝ちということもあって、競馬ファンには未だ大きな衝撃が残っているのだろう。

 しかし、それからは爪を痛めるなど満足な調整ができず、不振の日々が続いている。昨年の宝塚記念では4着と復活の兆しを見せたが、続く札幌記念で8着惨敗。球節に疲れが出たため再び休養に入り、今年初戦の阪神大賞典でも何の見せ場もなく7着に惨敗している。

 今回も、常識的には「極めて厳しい状況」と述べざるを得ないが、思い出の「淀の長距離戦」でかつての走りがよみがえれば、この豪華メンバーをまとめて負かしてもおかしくはない。この馬のことを最も評価している主戦の酒井学騎手に戻ったことも、ファンとしては応援する要因の一つになっているようだ。

 確かに、もしもトーホウジャッカルがこの天皇賞・春で復活すれば、競馬がまた一段と盛り上がることに間違いはないだろう。状態は悪くなさそうなだけに、ぜひとも本来の走りを見せてほしいところだ。

【番外編】
トーセンレーヴ
「ブエナビスタの弟っていう超良血なんだから、このまま終わってほしくない!!」
サウンズオブアース
「天皇賞を勝つっていうよりも、ゴールドアクターに勝つところを見てみたい」
サトノノブレス
「熊本地震に率先して寄付した和田騎手の姿に感動しました。ぜひ頑張ってもらいたいです」
(文=編集部)

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