皐月賞(G1)隠れた天才狙い撃ち!? 「競馬女王」桃井はるこが推すのは「女傑」ファンディーナと「盲点」!?
牝馬・ファンディーナが参戦することで注目を集める第77回皐月賞(G1)。もし同馬が勝利することとなれば69年ぶりの牝馬勝利となる。牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制したウオッカ(2007年)を超える偉業といっても差し支えないだろう。今回は、牡馬の本命不在で混迷を極める皐月賞を読み解くべく、GJ読者にはすっかりおなじみ、競馬好きのアイドル・桃井はるこさんにお越しいただき、外すことができないであろう注目馬を教えてもらった。
――今週末は競走馬たちがその競走人生の中で一回しか出走できない、3歳クラシックが開催されます。桃井さんは人生の中で、一度しか経験がない出来事はありましたか?
桃井はるこ(以下、桃井):5年前にファンクラブのイベントでマザー牧場に行き、バンジージャンプに挑戦したんですよ。でも、安全だと思っているのに、いざ飛ぼうとすると身体が言うことを聞かないんです。右足は出せるけど、左足が出せないみたいな状態になって。それでもなんとか飛んだんですが、ファンの人がみんなで「頑張れー」って応援してくれる中、飛ぶことは人生の象徴、メタファーのように感じられましたね。このような経験は人生で一度きりだと思います。
あと、飛んだ後にテンションがおかしくなって、その辺を走り回ったり、バスに一回戻ったにもかかわらず、もう一度車外に出て飲み物を買ってきたりと、変な行動をとったのも思い出深いですね~。
――アイドルならではの体験ですね。さて、皐月賞の話に移りますが、今回桃井さんが注目している馬はどちらでしょうか?
桃井:ファンディーナですね!! 勝つでしょ。さしたる苦労をすることもなく普通に勝つと思います!! 同馬の過去のレースを何度も見返したんですけど、まったく追うこともなく勝利しているじゃないですか。とくに前走のフラワーC(G3)は、これまでのレースを勝ち上がってきた確かな実力を持つライバル相手に、5馬身差をつけての圧勝。スピードが違いすぎますよ。これはもう、負けはないでしょう。
――すでに確勝級だと。
そうですよ。皐月賞を制覇後、日本ダービー(G1)を勝ち、そしてサトノダイヤモンド、サトノノブレス、キタサンブラックとともに凱旋門賞に向かう姿まで見えていますよ。凱旋門賞は昨年のファウンド、13年、14年を連覇したトレヴなどに代表されるように牝馬の好走が目立ちますから、ここでも勝ち負けするかもしれません。とにかく、ファンディーナです。