武豊騎手・絶好調も意外な「落とし穴」!? 過去G1「1着→2着→3着」後の不吉ジンクス……天皇賞・春のキタサンブラックが危ない?

 この春の連続G1開催で、全盛期さながらの存在感を放っている武豊騎手。”開幕戦”となった新設G1大阪杯でキタサンブラックを初代王者に導くと、続く桜花賞(G1)ではリスグラシューで大本命ソウルスターリングに競り勝つも惜しい2着。

 そして先週の皐月賞(G1)では、12番人気と人気薄だったダンビュライトで堂々の3着を確保し、三連単100万超えの立役者となった。

 ここに来て、冴えに冴えている天才騎手の手綱さばき。来週の天皇賞・春(G1)のキタサンブラックも当然期待できる存在だ。だが、一方で重箱の隅をつつけば大阪杯1着→桜花賞2着→皐月賞3着と、まるで階段を下るかのように着順が下がっているのは気になるところだ。

 無論、すべてが全力を尽くした結果であることは間違いない。だからこそ、こうしてG1での着順が「1→2→3」となる”珍事”はそうそうあるものではなく、G1通算463戦を誇る武豊騎手でさえ、今回を除けばこれまで1度しかない。

 2000年春の皐月賞をエアシャカールで鮮やかに制すと、続く天皇賞・春ではラスカルスズカで2着、NHKマイルC(G1)でもマチカネホクシンで3着と春のG1で輝きを放った武豊騎手。

 しかし、続くオークス(G1)ではマニックサンデーに騎乗して8着に敗れている。

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