サトノダイヤモンドは「ジンクス」を破る馬!? 武豊キタサンブラックとの「死角なし対決」の行方
「ディープインパクト産駒は多くのG1で勝利を飾っていますが、春の天皇賞を制した馬がいまだに誕生していないんですよ。13年にトーセンラーが好走しましたが、このときはフェノーメノに力負けして2着に終わりました。また鞍上のルメール騎手もこのレースでは過去、勝星に恵まれていません。このことを不安視する競馬ファンもいるようです。
ですがサトノダイヤモンドは、ディープインパクト産駒が勝てないといわれていた菊花賞を制し、またルメール騎手もこのレースでJRAクラシック初制覇を達成しています。このコンビならば、この天皇賞・春のジンクスも打ち破ることも可能なのではないでしょうか」(記者)
キタサンブラックがリベンジを果たすのか、それともサトノダイヤモンドが偉大な血脈に新しい記録を添えるのか。わかっていることは、ターフの女神がどちらに微笑んだとしても、その馬が長らく歴史的な名馬として語り継がれるということだけだろう。