天皇賞、レインボーライン虎視眈々と覇を狙う! 「日経賞敗退の理由」と「親父の血」で2着は確実?
天皇賞・春(G1)の主役の1頭、サトノダイヤモンド。ハイレベルと称される今年の4歳世代の中でも、頭1つ2つ抜けた存在だ。今年凱旋門賞に挑戦を表明している名馬候補に、昨年クラシックで迫ったのがレインボーライン(牡4 栗東・浅見厩舎)だ。
昨年の菊花賞でサトノダイヤモンドに次ぐ2着を確保。その前の夏・札幌記念(G2)ではアジア最強中距離ホース・モーリスに迫る走りを見せるなど、現役屈指のオールラウンダーとして知られる。昨年のジャパンCは6着だが、2着のサウンズオブアースとはわずか0.2秒差と能力の高さは確実である。
しかし、年明け初戦の日経賞(G2)では、新勢力シャケトラやミライヘノツバサに敗れ4着と、期待通りの結果とはならなかった。中団後ろ目を追走し、直線ではインコースを突くも思うように伸びず。最後の最後にようやく脚を伸ばすも、すでに勝負は決していた。
菊花賞で見せたような目の覚める末脚は見られなかったが、休養明け+10kgである点を考えれば度外視できる話ではある。血統的にも成長が見込める部分もあり、本番に向けての準備としては上々だったのではないか。
そして、27日に決まった枠順。レインボーラインは8枠16番と外を引いた。