キタサンブラックも「一要素」に過ぎない!? モーリスにドゥラメンテ……ファン渇望の「ドリーム宝塚記念」は実現するのか
そして、キタサンブラックに敗れたグランプリホース・ゴールドアクターや「善戦マン」サウンズオブアースも、コース、距離など天皇賞と比較して明らかに向いている宝塚記念に出走する可能性は高い。他にも昨年のエリザベス女王杯を制したマリアライトや古豪ヌーヴォレコルト、前走大阪杯でキタサンブラックに勝利した「未完の大器」アンビシャスにも出走の可能性はある。
上記の馬が仮にすべて揃えば、競馬ファンにとって「史上最高の宝塚記念」という扱いになるのは間違いない。無論、すべての馬が順調に時間を消化したどり着ければ、の話ではある。
ファンとしては是が非でも見たいレースだ。願わくば、言葉通り「真の古馬最強」が決定するレースとなってほしいものだ。6月末が今から待ち遠しい。
(文=きゅーしょにす斗)