かしわ記念(G1)は復活の古豪インカンテーションに要注意! 「G3で終わるはずがない」2度の骨折を乗り越えた不屈がリベンジを果たす!
見事な復活を遂げたマーチS後、騎乗した勝浦正樹騎手がそう話したように、本来の力さえ戻ればここでは格の違いを感じさせる内容だった。一昨年のフェブラリーSで勝ったコパノリッキーに食い下がり、最後まで苦しめた”あの”インカンテーションが帰ってきたのだ。
5日に行われる交流G1かしわ記念。3月の名古屋大賞典(G3)で補欠馬にさえ選ばれなかった本馬がここに出走できたのも、マーチSの勝利があったからこそ。”幸い”にもコパノリッキーはまだ健在であり、あの時の借りを返すチャンスが巡ってきた。
他にもベストウォーリアやモーニンなど強豪がそろっているが今の、いや、全盛期のインカンテーションであれば打ち負かす可能性は十分にあるといえるだろう。
2度の骨折を乗り越えた7歳の古豪に、遅まきながら最大のチャンスが巡ってきた。