武豊が相棒スマートレイアーの「白さ」に感激!? ヴィクトリアマイル(G1)は先週から重賞3連勝中の「芦毛軍団」による怒涛の快進撃を狙え!
配当的には俄然クリノラホールだが、さすがに前走の完敗ぶりを見ると気が引ける。現実的なのは、やはりスマートレイアーの方か。
昨年のヴィクトリアマイルで4着に敗れたスマートレイアー。だが、単純に見ても、昨年前を走っていた馬はもうミッキークイーンしかいない。それも昨年は1000m通過が57.2秒というハイペース。上位3頭はすべて後方からの追い込み勢であり、唯一前で粘ったのがスマートレイアーだった。
道中5番手以内を進んだ馬の着順は、4着スマートレイアーの次が11着のウインプリメーラ。これだけを見ても、如何に先行勢に苦しいレース展開だったのかがうかがえる。
これが4度目のヴィクトリアマイル出走となるスマートレイアーだが、3年前は直線で不利を受け、2年前はスローペースで出遅れて後方から。昨年はハイペースを先行と何かと”裏目”ばかりを引いてきた。
だが、今年は「前走逃げた馬」がゼロという状況。ミッキークイーンやレッツゴードンキといった有力馬が後ろから行く分、スローペースが濃厚といった状況だ。8着、10着、4着とこれまで一度も馬券圏内に入ったことがないが、今年こそ展開が、そして何よりも「芦毛軍団の勢い」が後押しするのではないだろうか。
武豊騎手は10日に公式HPでスマートレイアーに関して「7歳になって芦毛が一段と白くなってきました」と述べているが、今必要なのは、まさにその「白さ」である?