ポストキズナVSディープインパクト後継!? 「最強世代」から素質馬続出!京都新聞杯(G2)で「ダービー最終切符」を掴むのは誰だ!?
確かな先行力が光るブラックスピネル(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)も前が止まらなければ怖い馬だ。
前走のすみれS(OP)では、1番人気に支持されながらも2着に惜敗。しかし、過去にはここで主役を張るスマートオーディンと0.1秒差の競馬をしたこともあり、その実力は確か。大崩れがない分、勝ち切れない競馬が続いているが、勝ち味に遅い分は鞍上のC・ルメール騎手がカバーしてくれるはず。賞金を加算して、ダービーに行きたいところだ。
ゼンノタヂカラオ(牡3歳、栗東・中内田充正厩舎)が前走で2勝目を挙げた勢いに乗っている。
前々走の若葉S(OP)では、2頭にちぎられる格好になったが接戦の3着を確保。皐月賞への出走権を逃したが、さすがに相手が悪かった。続く前走でしっかりと自己条件はなみずき賞(500万下)を快勝し、改めてその素質を示した。
母のダイヤモンドビコーはローズS(G2)など重賞4勝を挙げた名牝。一族にはNHKマイルC(G1)を勝ったミッキーアイルも名を連ねる良血だ。鞍上に川田将雅騎手を迎えて一発を狙う。
他にも前走不利からの巻き返しを狙うアグネスフォルテ、2歳時に素質を高く評価されていたアドマイヤビスタが久々に出走するなど、日本ダービーに出走する「選ばれし18頭」へ向けて激しい戦いが繰り広げられる。
重要な一戦となる京都新聞杯は、5月7日(土)の15:35発走予定だ。