キタサンブラックは宝塚記念で何故逃げなかったのか? 「消極的」に見えた武豊騎手の騎乗に批判集中も、確かにあった「勝利の道」
無論、結果が結果としてある以上、宝塚記念の武豊騎手の騎乗に問題がなかったと述べるつもりはない。9着という結果は最悪に近いものであり、もっと積極的に運んでいれば違った結果となった可能性は確かに存在している。
ただ先述した通り、今回の騎乗がまったく的外れだったというのは極論だろう。少なくとも武豊騎手は、これまで通り「勝ちに行く競馬」をしたのではないだろうか。
幸いレース後1日経っても馬に異常はなく、秋まで充電されることが発表されたキタサンブラック。王者奪還へ、まずは無事にターフに戻ってくることを祈りたい。