【ウマ娘】ごめんねアストンマーチャン〜ネクラ女医の競馬日記No.23〜
劇場版「ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉」が、5月24日に公開となります。2001年度日本ダービー馬ジャングルポケットを中心に、アグネスタキオン、マンハッタンカフェなど同世代の活躍を描くストーリー。それに先駆け、ナリタトップロードのクラシック挑戦を描いたWebアニメ「ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP」の再編集版も、5月10日より劇場公開となります。
アプリ版「ウマ娘」のいいところは、上記のようなメインストリームの戦線から外れた競走馬にも、丁寧にスポットライトを当ててくれるところです。アストンマーチャンもその例で、桜花賞(G1)敗退から短距離への路線転向、そして史実の運命をどこか自覚しながらも、どうにか人々の心に自らの走りを残そうとする姿が、繊細に切実に描かれます。
年間約7000頭のサラブレッドが生まれながら、後世に語り継がれる競走馬はほんの一握り。しかしながら、全てがその命を懸けて私たちに真剣勝負を見せてくれているのだということを、忘れないでいようと改めて感じました。