武豊→ルメールにエアスピネル「チェンジ」 秋を見据えた乗り替わりに賛同の声は……
今回の乗り替わりに関しても、概ね”肯定”の声が多い。キタサンブラックとぶつかる可能性が高い天皇賞・秋を見越しての乗り替わりとなるが「必ず武さんが乗らなきゃいけないわけじゃない」「ルメールで新しい姿が見られるんじゃないか」と期待も膨らんでいるようだ。
「結果が出なければ冷徹に乗り替わり、というのは現代競馬では常識ですし、武騎手であろうと例外ではないということでしょう。リーディング上位のルメール騎手が乗ることによる変化はもちろん、王道距離のレースに戻ることへの期待もあります。
3歳以降のG1挑戦でもっとも結果が出たのは3000m菊花賞の3着。マイルだろうと長距離だろうと変わらない『かかり癖』は気になりますが、折り合いが抜群にうまいルメール騎手であれば、克服も十分に可能かもしれません」(競馬記者)
ルメール騎手の騎乗でエアスピネルが善戦ホースを脱するのか。札幌記念には香港G1勝利のネオリアリズム、成長著しいグレーターロンドンの出走可能性もあり、ハイレベルなレースが予想されるが、もし新たな姿で勝利しようものなら、一気に秋への期待が高まるというものだ。
ただ、札幌記念後の鞍上は未定。超売れっ子のルメール騎手確保が不可能となれば、当分鞍上固定はなさそうだ。