「納税もできちゃう」ノーザンファーム天栄見学ツアーが激アツ!アーモンドアイが走った坂路も歩ける…アノ名物場長や在厩馬との記念撮影も可能?
毎年のように多くの名馬がドラマを演出するG1レース。昨年は世界最強馬まで上り詰めたイクイノックスが話題を独占。暮れのグランプリ有馬記念(G1)でも武豊騎手とドウデュースによる復活勝利が感動を呼んだことは記憶に新しい。
また、2020年のジャパンC(G1)を制して有終の美を飾った名牝アーモンドアイは、父エピファネイアとの間に生まれた初年度産駒アロンズロッドが、8月の新潟開催を目標にデビューを予定。現役時代の母の主戦を任されたC.ルメール騎手とのコンビは、多くの注目を集めるだろう。
絶対王者ノーザンファームが誇る外厩施設
そしてこれらの名馬たちを世に送り出したのが、生産界の絶対王者ノーザンファームである。
今年の春G1でも桜花賞馬ステレンボッシュ、皐月賞馬ジャスティンミラノ、オークス馬チェルヴィニアらが同ファームの出身。その好成績と切っても切れない関係にあると考えられるのは、ノーザンファームが誇る「天栄」と「しがらき」といった外厩施設だ。
一昔前なら放牧から戻った馬の調教は、栗東や美浦といった東西のトレセンをメインに仕上げられるケースが多かったものの、外厩施設を経由することによって安定した運動量の確保を実現。帰厩後に各トレセンで最終的な仕上げを施されるパターンも増えた。
先述したイクイノックス、ドウデュース、アーモンドアイたちも、ノーザンファーム天栄で鍛えられたことのある馬だった。競馬ファンならお目当ての馬の状態をチェックする際、ノーザンファーム天栄やしがらきの文字を目にしたことがあるはずだ。
そんな誰もが気になる場所であるノーザンファーム天栄を見学できる「魅惑のツアー」が行われていることをご存じだろうか。
それは、福島県天栄村が「ふるさと納税」の返礼品として提供している「ノーザンファーム天栄見学ツアー」のことだ。
詳細については「ノーザンファーム天栄見学ツアー」で検索すると、容易に見つかるため詳細は各自でご確認いただきたいのだが、各ページで掲載されているツアーの内容を簡単に紹介しておきたい。
本ツアーは「月1回だけの限定開催」「1回あたり5組10名限定」「ふるさと納税だけの限定」が売り。「あのアーモンドアイが走った坂路を歩いてみませんか?」と説明がされており、非常に気になる情報だった。
また、ツアー見学中に厩舎にいる馬との記念撮影も可能とのこと。さらにはいまやちょっとした有名人の木實谷雄太場長に会える可能性もあるという。
ちなみに選択肢のひとつは記念品ありの50000円、もうひとつは記念品なしの25000円といった2種類。返礼品についての問い合わせ先は天栄村企画政策課(TEL:0248-82-2333)にて受け付けているらしい。
天栄の外厩施設の見学もできて納税まで出来るなら一石二鳥?興味のある方は、ぜひチェックしてみて欲しい。