今村聖奈世代から勢力図一変!福永祐一も評価する穴騎手に再浮上のチャンス。C.ルメール「マンション売却」で北海道とお別れ?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
様々なGORAKUを心から愛する「GJ」。今週も人気だった競馬記事を、下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!
■角田大河、今村聖奈世代から勢力図一変!ブレイク中の若手を東西の大物調教師が強力バックアップ
ライター「A」:3年目の佐々木大輔騎手に注目が集まっています。
デスク「Y」:先週の札幌2歳S(G3)も、きっちり勝ち切ったもんね。来年のクラシックを見据えるマジックサンズにとっても大きいハナ差。リーディングは武豊騎手が貫録を見せたけど、佐々木騎手の存在感も際立ってたね。
ライター「A」:佐々木騎手は函館2歳S(G3)もサトノカルナバルで勝利。北海道の2歳S連勝は安藤勝己騎手、岩田康誠騎手に続く史上3人目だそうです。
デスク「Y」:凄いねえ。この佐々木騎手って、今村聖奈騎手とか角田大河さんと同期でしょ? ルーキーイヤーの時は全然目立ってなかったのに。
ライター「A」:1年目は9勝止まりでした。ですが2年目は19歳で函館リーディングに輝くなど、68勝を挙げて一気にジャンプアップ。今年もすでに53勝(6日現在)ですから、自己最多の更新はほぼ確実でしょう。
デスク「Y」:いやあ、まさに「ウサギとカメ」の話だよねえ。あの話ってさ、ウサギが途中で休んだことが敗因で「休まず走り続ければ余裕で勝てた」わけなんだけど、あれって適度な休みを推奨する現代社会的にはどうなのって思うわけ。休みなくゴールまで走り続けたカメを称賛するのは、ブラック推奨と同義じゃないの?
ライター「A」:佐々木騎手の活躍と全然違う方向に話がズレてますね……。あれは、ウサギが休んだことがダメなんじゃなくて、休み過ぎたことがダメなんですよ。ウチの編集部にもいるじゃないですか、明らかに休み過ぎてる人。誰とは言いませんが。
デスク「Y」:国がシルバーウィークを用意しないから、自分で用意するしかない。オレは悪くない!
ライター「A」:あんた、先月の盆休みも同じこと言ってましたよね……。
■福永祐一も評価する穴騎手に再浮上のチャンス…存在感発揮の裏に大物エージェント?
ライター「A」:先週の小倉2歳S(G3)では、8番人気のクラスペディアに騎乗した小崎綾也騎手が2着。あと一歩で重賞制覇でした。
デスク「Y」:この夏の小倉でも時々、穴を開けてたよね。しばらくあまり名前を聞かなかったけど、最近ちょっと存在感が出てきた気がする。
ライター「A」:どうやら大物エージェントの小原靖博氏と契約したことが、きっかけだそうです。また、福永祐一調教師のお気に入りだとか。
デスク「Y」:長い物には巻かれろじゃないけど、今のジョッキーは昔みたいにムチ一本あれば十分ってわけにはいかないからね。騎乗技術はもちろんだけど、それを発揮するステージを用意してくれる人がいないと。
ライター「A」:いわゆる騎手の政治力ってやつですね。さっきの佐々木騎手の活躍もそうですけど、今のジョッキーはコミュニケーション能力も高くないと成功するのは難しいんでしょうね。
デスク「Y」:今のご時世、成功のためにコミュニケーション能力が必須なのは、ジョッキー界に限った話じゃないよ。我々の業界だって、長い物に巻かれまくったものが勝利するのだ。
ライター「A」:なるほど、それでデスクは毎日のように経費で飲みまくってるわけですね。その高い飲みニケーション能力、政治力を存分に振るっているわけですね。
デスク「Y」:そ、そうそう……その通り! よくわかってるじゃないか。
ライター「A」:さすがです。目から鱗が落ちるとは、まさにこのこと。この間、上からもう少しウチの接待費を縮小するようお達しがありましたが、私が全力で抗議して参りますので、どうかご安心ください。
デスク「Y」:やめて! お願いだから、やめて!
■C.ルメール「マンション売却」で北海道とお別れ?菊花賞のパートナー、レガレイラやチェルヴィニアの使い分けもほぼ確定か
ライター「A」:今年、新潟を拠点に騎乗したC.ルメール騎手ですが、来年以降も夏は新潟が主戦場になりそうです。
デスク「Y」:札幌で武豊騎手が初めて開催リーディングを獲ったことが話題になってたけど、ルメール騎手もあっさり新潟リーディング獲ってたね。
ライター「A」:あちらはルメール騎手の断トツで、最終週を前に当確って状態でしたからね。そんなルメール騎手ですが、どうやら札幌のマンションを売却したそうです。
デスク「Y」:なるほど、それで夏の北海道とはお別れかもってわけね。じゃあ、そのお金で新潟にマンションを買うの?
ライター「A」:それはわかりませんが、近頃、タイで物件を購入したとか。今年の夏休みもタイで過ごしていたらしいですよ。
デスク「Y」:羨ましい! そういえばタイ競馬ってあるの? シンガポールは競馬やってるよね? 田中勝春騎手(現調教師)が勝ってた記憶が。
ライター「A」:シャドウゲートで勝ったシンガポール航空国際Cが有名ですね。ですが、そのシンガポール競馬も10月に廃止になるとか。タイ競馬もあるにはあるそうですが、規模はかなり小さいそうです。
デスク「Y」:日本競馬はこんなに好調なのに……。
ライター「A」:向こうのギャンブルといえば、やはりカジノが主流ですから。
デスク「Y」:なるほど。じゃあ日本にカジノができれば、競馬もヤバいってこと?
ライター「A」:安直にそうとは言い切れませんが、少なくとも影響はあるでしょうね。
デスク「Y」:マジかああ! 今日までカジノ推進派だったけど、日本競馬の将来のためにも、ちょっと考えを改めんといかんなあ。
ライター「A」:間違いないですね。毎週全額納税を果たしているデスクの馬券代が万が一、他のギャンブルに流れるとすれば、さしもの農水省も黙ってはいないでしょう。
デスク「Y」:最近はそういうイジリ方に凝ってるのね……。どんなに罵ってももらっても結構ですので、どうか、もう少し愛のあるツッコミをお願いいたします。お願いだから!
さて、毎度バカバカしいお話にお付き合いいただき、ありがとうございました。『GJ』では今週末に開催される重賞関連の記事も多数掲載しております。お手すきの際にご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=GJ編集部)
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