競馬場のはずが何故か「刑務所」に……”コワモテ”調教師の珍エピソード爆笑も、中には「本物のコワモテ」に目をつけられてしまった人も……
ある日、新潟競馬場に向かうために新潟駅からタクシーに乗った戸田調教師。行き先を確かに「新潟競馬場」と伝えたはずだが、タクシーは師が知らない道を進んでいったという。戸田調教師も「裏道か?」と黙っていたようだが、運転手に「着きました」といわれた場所は、まさかの「新潟刑務所」の前だったという。
「ケイバジョウ」「ケイムショ」確かに似ていると言われればそうだが、これには戸田調教師も「風貌から勝手に”面会”だと思ったみたい。まあ、あの日は濃いサングラスもかけていたからなあ」と、どこか納得していたようだ……。
「戸田調教師に限らず、渋い濃い目のサングラスをかけることが多い調教師の先生方は、どうしてもその見た目から”コワモテ”に見られる人が多いようです。他にもジェンティルドンナの石坂先生や、ストレイトガールの藤原(英昭)先生、メジロドーベルの大久保(洋吉)元調教師なんかも、ファンやメディアから強面と思われているところがあるみたいですね。
中でも有名なのは、現在は競馬評論家として活動されている白井寿昭元調教師ですね。スペシャルウィークやアグネスデジタルなどを手掛けた名伯楽ですが、その一方で数々の豪快エピソードを持っている絵に描いたような”コワモテ”調教師でした。現役時代は武豊騎手や四位洋文騎手といった実績抜群の大ジョッキーでも頭が上がらなかったそうですよ。
ただ、そんな状況を楽しんでいる調教師の方もいますし、所属騎手の師匠として厳しいところがある反面、人一倍優しい人も多いですよ。一昔前と比べて最近の調教師はマスコミ対応も数多くこなしますし、むしろ今は温厚で知的な人の方が多いと思います」(競馬記者)