競馬場のはずが何故か「刑務所」に……”コワモテ”調教師の珍エピソード爆笑も、中には「本物のコワモテ」に目をつけられてしまった人も……
職業柄、濃い目のサングラスや偏光グラスを掛けることも多いため”妙な”誤解を受けやすい調教師。記者が話す通り、その見た目とは裏腹に気のいい人も多いようだが、中には見た目そのままに「本物のコワモテ」に目をつけられてしまった人もいるようだ。
「三浦皇成騎手の師匠にあたる河野通文元調教師ですね。安田記念(G1)を勝ったアサクサデンエンを手掛けたり、三浦騎手を武豊騎手の記録を上回る新人王に導いたりと、その手腕は確かなものがありましたが、過激な発言も多くコワモテの見た目も相まって”色々な噂”のある調教師でした。
その結果、河野氏は2011年に山口組系の暴力団関係者に1000万円を貸し与えたとされて、JRAから調教師免許をはく奪されています。本人は後に『暴力団関係者とは知らなかった』と発言していますが結局処分は取り消されず、うやむやになったままの状況。真相は闇の中のままです」(同)
無論、これは極めて特殊な例であって、JRAが厳正に管理している中で調教師ができる”コワモテアピール”は、せいぜい濃い目のサングラスをかける程度だ。だが、一見怖そうなおじさんが時に見せる優しさ……そんな”ギャップ”もコワモテ調教師の魅力の1つなのかもしれない。