何故『DMMバヌーシー』JRA参入は支持されるのか? 事業統括者・野本巧氏が語る「感動の共有」から見える馬主の「本懐」(特別インタビュー企画)

競馬だからこそ味わえる感動、興奮

 今の時代は、例え面識がない人とでもオンライン上で気楽に情報や感動が共有できるようになりました。そうして会員1人1人の感動の”掛け算”、いわば「感動の総生産量」を高めたいと考えています。繰り返しになりますが、そういった感動を生むためにも常に最善を尽くすことは大前提です。1万口の会員が集う『DMMバヌーシー』には、そんな可能性が詰まっていると思いますね。

――「感動の総生産量」を高めるために1人でも多くの人々に参加してもらいたい。

 そうですね。馬主の方々が味わえる興奮や感動を、できるだけたくさんの人々に味わう機会を提供したい。『DMMバヌーシー』では「より多くの方々に参加していただくこと」を優先するために、場合によっては購入口数の上限を設けることもあるかもしれません。

 また、その一環として専用アプリ『DMMバヌーシー』は会員登録をされた方々なら、仮に1口に出資されていなくともアプリの使用は可能です。

 出資された、されなかったにかかわらず、登録されている所属馬の近況もすべて「無料」での閲覧を予定しています。例え、買わなかった、もしくは買えなかった馬だとしても『DMMバヌーシー』の会員の一人として、いえ「バヌーシーズ」の一員として(笑)、仲間の馬を応援して、少しでも感動を共有していただきたいですからね。

 ただ、逆にこれはまだ開発段階ですが、出資馬の情報を共有できるコミュニティに関しては、出資者とそうでない方のコメントなどは見分けがつくようにしようと考えています。もちろん、荒れたりしないようにある程度の管理も行う予定です。

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