JRAの殿堂入り「記者投票」は止めるべき!? 全体の約21%「該当馬なし」の崩壊……新制度が投票する気のない”無気力”記者の温床に
全体票数が増えたこと、そして「該当馬なし」の数を発表しなくなったことは、結果的に投票に参加しない記者の温床になってしまっているのではないだろうか。
投票する記者は年々増加傾向にありながら変化し続けており、仮に投票できない、投票する気がないのなら、前もって権利を放棄することで、より公平で正確な投票が実現できるはずだ。
無論、やみくもに顕彰馬を増やせばいいというわけではない。だが、現制度の見直しがない限り、過去のエルコンドルパサー(2014年の特例投票により殿堂入り)やスペシャルウィーク、そして今年のロードカナロアといった”ルール上の犠牲者”は増え続けるばかりだろう。