完全復活へ……皐月賞馬ディーマジェスティ「動向」が判明!オグリキャップ、トウカイテイオーらを復活させた競走馬の”虎の穴”とは


 それを受け、管理する二ノ宮敬宇調教師は宝塚記念の回避を決断。「硬い馬場は合わないね。レース後に少し左前の爪を気にしていた。美浦に戻ってからの様子は大丈夫だったけど、函館に連れていきます」(日刊スポーツ)と5月下旬に開場する函館競馬場へ移動することを示唆していた。

 ただ、その後は北海道競馬に参戦するわけでもなく、休養先も秋の始動戦もなかなか情報が伝わってこない。ネット上ではあまりの情報の無さに「行方不明」とまで揶揄され、本馬の動向をファンも心配しているようだ。

 そんな中、週刊ギャロップ(サンケイスポーツ)の8月6日号で昨年の皐月賞馬の動向がようやくわかった。ディーマジェスティは、どうやら福島県いわき市の「競走馬リハビリテーションセンター」で療養しているようだ。

 今年の5月26日付で「競走馬総合研究所常磐支所」から「競走馬リハビリテーションセンター」と呼ばれるようになったこの施設は、「馬の温泉」としても知られているリハビリ治療専門の施設だ。

 他にも温泉を利用した温浴場やプール、ウォータートレッドミル、逍遥馬道といった施設が備わっており、過去にはグリーングラス、サクラスターオー、オグリキャップ、トウカイテイオー、テイエムオペラオーといった競馬史を彩る伝説的な名馬がここで立て直しを図り、再びG1の栄光を勝ち取っている。まさに競走馬の”虎の穴”といえる場所だ。

「二ノ宮先生が函館に連れて行くといっていましたが、それは夏の北海道競馬に参戦するわけではなく、函館競馬場にある馬温泉所という温泉施設を利用するためだと思います。この馬温泉所を競走馬リハビリテーションセンターが管理しており、その繋がりでそのまま『馬の温泉』に移動したみたいですね。

ただ、競走馬リハビリテーションセンターはその名の通り、リハビリに特化した施設。つまり昨秋から何かと状態面が問題視されていたディーマジェスティですが、やはり専門施設での治療が必要なほど悪いところがあったみたいですね」(競馬記者)

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