【サマーセール2017】過去最高の50億円! 1200頭を超える上場馬にDr.コパら馬主が殺到。空前の盛り上がりを見せた背景に中小牧場の意地を見た
今年、最高額で落札されたのはラブディランの2016(父スクリーンヒーロー)で4000万円。これまでの落札最高額3000万円を大幅に上回った金額で同馬を落札したのは、コパノリッキーなど所有馬に冠名を用いることでお馴染みの人気風水師Dr.コパ。本人のTwitterでも、その様子が掲載されているが、金額に見合った活躍を残せるかが注目されている。
またこの馬以外にも
シルバーストリークの2016(父スクリーンヒーロー)2300万円
ダイヤモンドリングの2016(父ロードカナロア)2600万円
ミスサイベリアの2016(父ケープブランコ)2000万円
プレッピーの2016(父サウスヴィグラス)3100万円
ポリリズムの2016(父ローズキングダム)3100万円
リアルメンテの2016(父ダンカーク)2000万円
インコンパスの2016(父ジャスタウェイ)2100万円
ノルブリンカの2016(父ディープブリランテ)2000万円
キタノオーロラの2016(父ヘニーヒューズ)2500万円
と合計10頭の馬が2000万円以上で落札されている。来年以降、この馬たちがどんなパフォーマンスを見せるか楽しみだ。
今年はこのサマーセールとセレクトセール以外にも、青森で行われた八戸市場、5月のHBAトレーニングセールなどがいずれも前年を上回る売り上げを記録している。
先日、JRA上半期の開催が終了し、売上が前年比104.1%であると報じられたが、こういったサラブレッドの競りの売上も好調なようだ。一時は低迷が叫ばれた競馬界だが、徐々に人気が回復してきているのかもしれない。