「強すぎ」ワグネリアンが”超絶鬼脚”で2勝目! シルバーステートの「悲劇」から2年……福永祐一騎手は今度こそ日本ダービーに手が届くのか
2015年の10月に行われた紫菊賞(500万下)。単勝1.1倍の支持を受けたシルバーステートは、上がり3ハロン32.7秒という異次元の末脚で圧勝。当時のクラシック戦線の中心に躍り出ると、福永騎手も自身のコラムを通じて「世界で通用するポテンシャルを持った馬だと思う。馬を手放しで褒めることはあまりないが、現時点での手応えは、これまで乗った馬のなかで一番といえるレベル」と絶賛していた。
しかしその後、シルバーステートは屈腱炎を発症し、3歳シーズンを棒に振る。古馬になって一度は復帰したものの、現在は再び長期休養を強いられている。
衝撃的なデビュー戦を飾ったこともあり、当初からシルバーステートと比較されることが多かったワグネリアン。福永騎手としても、悲願のダービー制覇へ今度こそは無事に行ってほしいと強く願っているはずだ。