元JRA藤田伸二氏「騎手試験」で絶体絶命!? 筆記試験も「時間がなくなっちゃって……」最後まで解答することができず「弱音」連発
今月15日に行われた地方騎手の1次試験に挑んだ藤田伸二元JRA騎手が22日、自身の公式サイトで試験直後の様子を動画で発表した。
ホッカイドウ競馬の門別競馬場で行われた試験直前には、1人だけで試験を受けることもあって「失礼のないように万全の態勢で来ました」と語っていた藤田氏。「やれるだけのことはやろうと思っています」と試験会場に消えた。果たして、それからどうなったのだろうか――。
「難しい!!」
試験会場から出てくるなり、開口一番そう口を開いた藤田氏……。
どうやら「時間がなくなっちゃって……」と解答に手間取り、最後まで”完走”できなかった様子。その上で「まあ、どうだろう?書けた分だけは正解であって欲しいけど……」と、相当手こずった心情を明かしている。
しかし、「ちゃんとしたルールに則って挑戦したわけだから、とりあえず悔いはない。今、やれることはやれたと思う」と一定の手応えを語る藤田氏。だが、やはり満足にできなかった不安な気持ちを抑えることができず「だけど正直、もうちょっと時間があっても良かったと思う」と悔いが残る試験であったことを吐露している。
なんでも「中央(JRA)の試験は2時間だったはずなのに、こっち(地方)は1時間半っていうのが……」と、自身が若かりし頃に受けたJRA騎手の筆記試験との違いを指摘。どうやら、その30分がかなり痛かったようだ。
さらに藤田氏は「ほとんど穴埋め問題がなかったのが、悲しかった」と筆記試験の難しさを改めて実感した様子。「勉強したところでもド忘れしている部分とかもあって、結構厳しい試験でした」と手応えを総括した。
率直に述べて、あまり手応えが良いとは言えなさそうだが「もう、ここまで来たらやることはやったので。あとは結果を待つしかないので」と腹を括った藤田氏。「なんとかここ(筆記試験)をクリアして、馬に乗る方の試験に行きたい」と、元騎手らしく実技に関しては自信を持っているようだった。
最後には「応援してくれている人には、頑張ったということで。やるだけのことはやりました。これでアレ(不合格)でしたら、悔いはないです」と男らしく締めくくった。公式ホームページでは応援コメントを募っており、興味のある方はぜひ。