武豊騎手が凱旋門賞「ラビット川田将雅」に”裏切り”の指令!? サトノノブレス好枠で「暴走」に期待の声
日本時間1日に開催される世界最高峰レース・凱旋門賞(G1)。いよいよ本番が迫る中、枠順が発表された。
9番ゼッケンのサトノダイヤモンドは、外の13番枠。今回同馬の「エスコート」を務めるサトノノブレスは10番ゼッケンの5番枠に入った。ちなみに1番人気濃厚の英最強牝馬エネイブルは内の2番枠である。
この枠順に対し、ファンの間ではすでに「諦めムード」が。「外枠ではやばそう」「去年もマカヒキが似たような枠で惨敗したな」と不安の声が続々。前哨戦であるフォワ賞の4着大敗のイメージも相まって、絶望的な雰囲気が加速しそうな勢いだ。
一方、サトノノブレスは内目のいい枠を引いたことで、ノブレスファンからは密かな期待を抱かれているようだ。
「今回は『ラビット役』として出走するサトノノブレスですが、ファンの間では騎乗する川田将雅騎手に対し『ラビットを放棄しろ』『まさかの大逃げに期待』なんて声があります。母父は1988年の凱旋門賞馬トニービンですし、血統的にはコチラのほうが……なんて声も。正直なところ期待度は薄いですが、どの馬にもチャンスがあると思えば、ゼロではないかも……」(競馬記者)
今回の凱旋門賞には、昨年の優勝馬ファウンドなど「ワン・ツー・スリー」フィニッシュを飾ったA.オブライエン厩舎の馬がなんと5頭。断然1番人気であるエネイブルの「包囲網」を敷くのでは、という見立ても多い、昨年の「チームプレー」は大きな話題を呼んだが、今年も抜群のコンビネーションを見せつけるのだろうか。