JRAの「隠匿」? シンザン、ハイセイコー、オグリキャップ「競馬の歴史」から”抹消”された往年の銃刀法違反騎手
今回の「夢の出走馬」からの”除外”も、無期限の関与停止処分が関係しているのだろうか。いずれにせよ、田原成貴という存在はJRAにとってお客様に晒したくない”汚点”なのかもしれない。
仮にそうだとすれば、20世紀の名馬に思い出を馳せるオールドファンにとっては、とても空しく、逆に滑稽ではないだろうか。どれだけ隠匿しようとも、田原成貴とマヤノトップガンの名コンビは、今なお色褪せぬ記録として残されているのだから。無論、数々の容疑が正当化されることはないが、騎手時代の田原は間違いなく歴史にその名を残すに相応しい名手だった。
いずれにせよ、筆者の知る限りマヤノトップガンとは縁もゆかりもない松永幹夫現調教師にとっては飛んだ”とばっちり”だったのではないだろうか。