毎日王冠「サイン」は新垣結衣が今年のNHKドラマで”育てた”仔馬で決まり!? 原作者降臨で超人気薄のリアル「リヤン」が感動の復活?
8日、東京競馬場で開催される毎日王冠(G2)には、3歳女王ソウルスターリングを筆頭に、安田記念(G1)でG1初制覇を飾ったサトノアラジン、昨年の日本ダービー馬マカヒキ、ドバイターフ(G1)の覇者リアルスティールなど、今年も秋のG1戦線の行方を占う豪華メンバーが揃った。
しかし、昨年も11番人気のヒストリカルが3着に激走するなど、どういうわけか毎年一筋縄ではいかないのが、この毎日王冠。今年も12頭立てで行われるように、頭数も滅多なことではフルゲートにならないが、それでも配当面は決して悪くない。
1番人気は3歳牝馬のソウルスターリングだが、毎日王冠を3歳牝馬が勝ったのは1956年が最後。当時は2500mで行われており、まったく参考にならない。21世紀最強馬フランケルの仔として世代の頂点に君臨している若き女王だが、果たして歴戦の古馬が相手でも全幅の信頼を置けるのだろうか。前日段階の単勝2.1倍には「過剰」という声もある。
とはいえ、他のライバルも一長一短。そう簡単に決められるものではない。となれば、ここは「サイン馬券」の出番だろう。あくまで科学的根拠のない”迷信”だが、侮ることなかれ。高配当の多くは一般的な競馬理論から大きく離れているからこそ「高配当」になっているのだ。
しかし、今年の毎日王冠にはサイン的に信頼できるゲストやプレゼンターがいない。だが、7日から東京競馬場内にあるJRA競馬博物館では『前略 ディープインパクト様 ~関係者からDEEPへの手紙~』というイベントが開催されている。今回はここに注目してみたい。
何故なら、7日に行われたサウジアラビアRC(G3)ではダノンプレミアムと、カーボナードという2頭のディープインパクト産駒が出走し1着3着。2頭ともしっかりと馬券圏内を確保して、さっそく”ご利益”があったからだ。
だからこそ、この毎日王冠もディープインパクト産駒を積極的に狙っていきたいところ。しかし、出走メンバーを見渡すと12頭中約半数の5頭がディープインパクト産駒という圧倒的なシェアとなっている。