JRA3歳ダートに「超化け物」が突如出現!? マイネル軍団の「最終兵器」がエピカリスを超える?
「3歳未勝利問題」を無事に乗り越えたマイネルクラースは、夏を休養に当て10月に3歳上500万下(ダート・2100m)に出走。前走までに3歳上500万下で2着に入る好成績を残したライバルたちを尻目に、最後の直線で前走を上回る上がり最速36.0秒の鬼脚を披露。後続に4馬身差をつけて完勝してみせた。
レース後、柴田騎手はラフィアンターフマンクラブ公式サイトで「強かったですね」と振り返り、レース中の手ごたえが十分にあったため、「この感触でどこまで伸びてくれるか、と思ったところ、期待以上に伸びてくれました」と同馬を褒めちぎっている。
「まだ2勝しただけの競走馬ですが、この2戦で合計12馬身差をつけたのは圧巻の一言。上位勢とも戦えるだけの実力を秘めているようにも思えます。勝利したレースはともに2100m。今後はこの得意の距離以外にも挑戦しつつ、クラスアップを図りたいところでしょうね。
ステイゴールド産駒は芝では目覚ましい活躍を遂げていますが、ダートで重賞勝ちを収めた競走馬はユニコーンS(G3)などを勝利したシルクメビウスのみ。マイネルクラースには、ステイゴールド産駒2頭目となるダート重賞制覇を目指してほしいです」(記者)
ダート転向が見事にはまったマイネルクラース。次走は来月東京1週目のダート2100mが予定されているという。1年越しで活躍の場を見つけることができた同馬はダート重賞戦線のダークホースとなることはできるのだろうか? 今後の走りを期待したい。