天皇賞・秋(G1)ソウルスターリングに「克服不可能」な課題!? C.ルメール騎手が語る毎日王冠「最大の敗因」とは
しかし、そんなフランスの名手をもってしても「”この距離”では直線で速い脚が使えなかった」と語ったように、1800mの毎日王冠では成す術もなく敗れた。天皇賞・秋は、そこから200mしか距離が延長しないが、高速上がりが要求されるレースであることに変わりはない。
ルメール騎手に、この馬本来の走りを取り戻す「逆転の秘策」はあるのだろうか。
最後に台風22号の影響などで、この週末に雨が降る可能性もあるようだ。仮に雨が降れば、先週の菊花賞(G1)のようにとはいわないが、通常よりも上がりが掛かる馬場になることは間違いない。
それは一見、ソウルスターリングにとって追い風に思われるが、問題は本馬が稍重の桜花賞で敗れた際、陣営が「雨でノメッた」と口を揃えていたことだ。史上初の3歳牝馬による天皇賞制覇が期待される本馬だが、どちらに転んでも課題は小さくないのかもしれない。