「忘却のフランケル産駒」ミスエルテがスワンSで復活勝利!? 成長力あるも、問題は「性格」か

 散々な春を過ごしたミスエルテは、ノーザンファーム早来に放牧に出されて先日ようやく帰厩。だがこれが功を奏したのか、管理する池江調教師も「体は大人になった」と身体面では太鼓判を押しているという。

「馬体は順調なようですが、あとは精神面での成長が見られるかが問題ですね。以前からミスエルテは入れ込みすぎると指摘されており、レース前から暴れて体力を消耗することもありました。こちらは残念ながら今もあまり改善されていないようで、池江調教師は『日刊スポーツ』の取材に対し『気性の激しい馬で、マシにはなったが今でもかなりきつい』とこぼしています。裏を返せば、まだまだ成長過程にあるということなのかもしれませんが……。潜在能力は折り紙付きですので、この気性面の粗さをなんとかすれば、今後にも期待できるはずです」(競馬誌ライター)

 かつて”世代No.1″とも評されたミスエルテ。不安材料がすべて払拭されたわけではないものの、出走するからには結果が求められるのは当然だ。同馬はスワンSで、春の時とは違った姿を見せることができるのだろうか? 出走は15:35分を予定している。

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