【神】M.デムーロ騎手「絶好調」VS「大不振」ペルシアンナイト!? マイルCS(G1)3歳馬「16連敗中」の理由とは
M.デムーロ騎手の快進撃が止まらない。
先週12日に行われたエリザベス女王杯(G1)は3歳牝馬のモズカッチャンが勝利。デムーロ騎手にとっては、スプリンターズS、菊花賞に続くこの秋3度目のG1制覇となった。
また、デムーロ騎手は現在オークスからG1レース「9戦連続3着以内」という記録を継続中。特に日曜日の重賞では圧倒的な結果を残しており、こちらも「8週連続3着以内」を継続中だ。
まさに「デムーロの秋」になりつつある秋のG1戦線。今や馬券を当てたければ「M.デムーロ騎手を軸にすること」が定石と述べても決して過言ではない状況だ。
しかし、今週19日に京都競馬場で開催されるマイルCS(G1)は、絶好調のイタリア人騎手にとって「最大の関門」となる可能性が高い。
デムーロ騎手が騎乗するのは、今年の皐月賞2着馬ペルシアンナイト(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎)だ。お手馬にはスプリント王のレッドファルクスという有力馬がいるが、こちらは短期免許で来日中の弟C.デムーロ騎手に”譲った”格好となっている。
一見、兄である自分と比較して、日本で実績のない弟に花を持たせたようにも見える。だが、先週のエリザベス女王杯では昨年の覇者クイーンズリングを弟に譲ったと見せかけて、モズカッチャンで見事な勝利。