有馬記念ファン投票「消えたディーマジェスティ」の謎……「海外移籍」「引退」示唆する”記載”?
まずあり得そうなのは、春以降まったく調整が成り立たなず、まず出走不可能な同馬を「投票除外にしてくれ」と陣営が頼んだ、というもの。表向きの理由としては成り立つだろう。
しかし、実はこの投票サイトにはまだ「ヒント」が隠されていた。それがサイト上の項目にある「G1レース結果検索」と「2017宝塚記念ファン投票結果」だ。
それぞれの条件でお目当ての馬を見つけられるサービスだが、「G1レース結果検索」内の今年の天皇賞・春の結果をクリックすると、6着ディーマジェスティが出ている。しかし、そこには「※」が付されており、他馬のように所属厩舎や馬齢がない。
これはディーマジェスティだけでなく、同レース4着アドマイヤデウス、10着ファタモルガーナも同様だ。他のレースでも何頭かこうした記載の馬が出てくる。
そして、これらの馬に共通するのが「引退、移籍」した馬だ。
アドマイヤデウスはオーストラリアに移籍し、ファタモルガーナはすでに抹消。「2017宝塚記念ファン投票結果」でも19位のアンビシャスには「※」が付されているが、同馬もオーストラリアに移籍している。