チャンピオンズC(G1)「連覇」を確信!? サウンドトゥルーの「宴会パワー」にご用心

サウンドトゥルー(JBISサーチ公式サイトより)

 展開に左右される面は大きいものの、絶対的な決め手を持つサウンドトゥルー(せん7歳、美浦・高木登厩舎)が連覇を狙いチャンピオンズC(G1)へ出陣する。

 昨年の同レースでは6番人気という低評価ながら、持ち前の豪脚を爆発させ見事に優勝。大本命アウォーディーを始めとするライバルたちを蹴散らす圧巻の競馬を披露して見せた。

 しかし、今年に入ってからの勝ち星は僅か1つ。確実に差し脚を伸ばすも、勝ち星に恵まれない競馬が続いていた為「善戦マンのポジションへ舞い戻ったか」との声も上がっていた。

 そんな不安を一掃したのは、自慢の末脚が爆発した前走のJBCクラシックだ。目の覚めるような差し切りでライバルたちを一蹴し、3つ目のG1タイトルを手中に収めている。7歳になったが破壊力は健在。差し脚が生きる流れになれば、昨年の再現は十分に可能だろう。

 レース後の反動もなく、稽古ではキレのある走りを披露。「前走から馬が良くなってきたけど今回も良いよ」と陣営も語るように、仕上がりに不安は感じられない。今回も問答無用の主役候補と言えそうだ。

「いつでも安定した走りを見せてくれる馬ですが『特に冬場は好状態に仕上がる』と自信を覗かせています。確かに近2年の成績だけを見ても、5戦して2勝・全て馬券圏内と圧倒的な強さを見せていますからね。今年も調整は順調のようですから、十分に期待はできるのではないでしょうか」(現場記者)

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