JRA蛯名正義の「焦り」が出世の妨げ!? マリアライト妹の「5馬身差圧勝デビュー」の裏に隠された事情


 とはいえ、エリスライトが偉大な姉を超える可能性をもった素質馬であることに変わりはない。今年まだ29勝と苦しんでいる蛯名騎手にとっては、巻き返したい来年に向けて大きな戦力を手に入れたといえるだろう。

 姉のマリアライトに騎乗し、昨年の宝塚記念でドゥラメンテやキタサンブラックといった現役王者を破った際、蛯名騎手の「スタッフ、関係者みんなでこの馬の成長を待って、それが今の結果に結びついている」というコメントが印象的だった。

 蛯名騎手×久保田調教師は全姉とまったく同じスタッフ。デビュー戦が派手だっただけに周囲の期待は膨らむ一方だが、妹もじっくり成長を待てるかが、大きなポイントになるのかもしれない。

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