三浦皇成復活も「体重」はベストではない? 医師から下された「ダイエット禁止令」?
この負担重量の問題もあるため、名騎手は50kg前半の体重をキープしている。たとえば武豊騎手は公称50kg、福永祐一騎手が公称51kgだ。またそのため、減量苦に苦しむ騎手も多く引退したものの元騎手の武幸四郎氏は身長177cmながらも、52kgを維持すべく努力を重ねていたという。
三浦騎手も体重管理には気をつけているようで先日、騎手の食生活に注目した番組『キシュメシ』(フジテレビ系)に登場した際には、妻であるほしのあきがさまざまな工夫をこらして料理を作ってくれていると明かし、さらに体重管理について「仕事の一つです」断言。さらに「小さい頃からあまりお米を食べないようにしているので、(今も)お米を食べたいとは思わない」とストイックな面を見せていた。
番組ではまさに騎手の鑑たる受け答えした三浦騎手。だが、復帰に1年もの長期間を要する大ケガから復帰してまだ半年も経っていない。完全復活するためにもまず騎手の事情を優先するのではなく、身体第一の生活を送るべきではないだろうか。
そして、騎手生活10周年目となる2018年にこそ、G1初制覇を達成して完全復活を高らかに宣言してもらいたいものだ。