JRA二ノ宮敬宇調教師「有終の美」へ!? “G1優勝&引退発表”に向け、大本命ロックディスタウンが「究極」仕上げ
10日に阪神競馬場で開催される阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)で1番人気が予想されるロックディスタウン(牝2歳、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)だが、どうやら「究極仕上げ」で本番に挑むことができそうだ。
ここまで2戦2勝。新潟1800mで行われたデビュー戦では、ほぼ馬なりのまま上がり3ハロン32.5秒の鬼脚を披露。後の京都2歳S(G3)の2着馬で、年末のホープフルS(G1)でも有力視されているタイムフライヤーを軽々と差し切った。
さらに続く札幌2歳S(G3)では、デビュー戦とは打って変わって小回りコースだったにもかかわらず、好位から卒のない競馬。オルフェーヴル産駒初の重賞勝利を飾った。
心強いデータがある。これまで札幌2歳Sを制した牝馬が阪神ジュベナイルFに出走した場合は3戦3勝。1991年のニシノフラワー、1995年のビワハイジ、2013年のレッドリヴェールと数は少ないものの、勝率100%はこの上ない吉兆だ。
ちなみに鞍上のC.ルメールも阪神ジュベナイルFは2戦2勝。一昨年、昨年とこのレースを連勝しており、今年は3連覇が懸かっている。
そしてそれ以上に頼もしいのが、このレースで1戦1勝の二ノ宮敬宇厩舎の存在だ。