JRA二ノ宮敬宇調教師「有終の美」へ!? “G1優勝&引退発表”に向け、大本命ロックディスタウンが「究極」仕上げ
「以前からそういった話がありましたが、どうやら二ノ宮調教師が近々勇退されるのは一部では確定的とされています。まだ正式に発表されていないだけで、すでに一部メディアが報じているように、多くの関係者が把握しているようです。大手が動かないのは、第一報を本人が発表されるのを待っているからだとか。
そんな二ノ宮厩舎からすれば、ロックディスタウンの阪神ジュベナイルフィリーズは『有終の美』を飾る最大のチャンス。すでに本馬の『優勝会見と同時に引退発表するかも』という話も出始めています。まあ、勇退を発表されるならこの上ないタイミングではあります。
そんな事情もあって、今回のロックディスタウンは『メイチで来る』と言われています。
普通、ここで有力視されるようなレベルの牝馬は来年のクラシックもありますし、どちらかといえば先を見据えた調整をします。仕上げても90%くらい。この時期に牝馬ですしお釣りを残しておかないと、例え2歳女王になっても『反動で体調を崩してクラシックに出られなかった』じゃ目も当てられませんからね。
ただ今回のロックディスタウンの場合はケースが特殊。この馬も先があることは確かですが、すでに放牧先のノーザンファーム天栄も今回ばかりは厩舎サイドの事情に協力的だとか。普通にやっても勝ち負け必至の馬だけに、楽にぶっちぎる可能性もあると思います」(競馬記者)
美浦のウッドコースで行われた1週前追い切りでは5ハロンを67.8秒で、ラストが12.9秒。