武豊へ年内にも「国民栄誉賞」の可能性!?「W授与」が期待される羽生善治「永世7冠」に匹敵する「歴史的快挙」とは
そして、そういった反対意見は将棋や野球、サッカーといった他の競技よりも確実に多いと予想される。現在はカジノ法案を中心に、何かと冷や飯を食わされ続けているギャンブル業界。最終的には政府が「競馬をどの程度健全な競技として認めているか」ということが焦点になるだろう。
いずれにせよ、もしも武豊騎手に国民栄誉賞の授与が検討されるとしても、今回永世7冠を達成した羽生棋聖のように、何らかの歴史的な「きっかけ」は必要だ。
すでに数々の歴史的かつ前人未到の大記録を達成している武豊騎手だが、最も現実的でかつ歴史的な快挙といえば、やはり間近に迫った「JRA全G1制覇」ではないだろうか。
実際に、1996年に羽生棋聖が史上初の7冠制覇を達成した際にも国民栄誉賞の検討はされており、仮に武豊騎手が中央競馬の全G1を制覇すれば匹敵する快挙といえるだろう。ちなみに残るは、来週の朝日杯フューチュリティSと年末の新G1ホープフルSの2つ。今年中に達成すれば、再び国民栄誉賞の話題で盛り上がることになるのかもしれない。