有馬記念(G1)キタサンブラック「完全燃焼」へ豪快リハ!「未完の大器」返上へあの”穴馬”に復活の兆し!
現役最強の2勝馬といわれる本馬も、この秋は京都大賞典で13着、ジャパンCでも12着と”終わった感”がうかがえる。しかし、有馬記念は一昨年に2着しているように、決して不得意な舞台ではない。C.デムーロ騎手を手配できたことも大きく、陣営も悲願の3勝目に意欲を燃やしている。
13日に栗東のCウッドコースで行われた1週前追い切りでは6ハロン83.4秒、ラスト11.9秒と、まだ衰えていないことを証明。騎乗したC.デムーロ騎手も「元気一杯で調子は良さそう」と笑顔。2着を確保した一昨年のように、前々から粘り込む形を想定しているようだった。
今年の有馬記念の主役は何といっても、ここが引退レースとなるキタサンブラック。勝ってJRA最多タイとなるG1・7勝目を上げられるのか……今年最大の大一番に向け、まずはこの馬らしい豪快なリハーサルを見せつけた。有馬記念は、24日に中山競馬場で開催される。