有馬記念(G1)ブレスジャーニーは三浦皇成騎手! 柴田善臣騎手無念の乗り替わり
いよいよ開催まであと10日に迫った有馬記念(G1)。ここがラストランとなるキタサンブラックを始め、出走を予定している各馬陣営は勝利を目指すべく着々と準備を進めている。
そんな最中、出走を予定しているブレスジャーニーの鞍上が、柴田善臣騎手から三浦皇成騎手へ乗り替わると発表された。この乗り替わりについて管理する佐々木調教師は「サンスポ」の取材に対し、オーナーサイドの意向があったとし、「(三浦騎手には)来週木曜に乗ってもらうつもりです」と今後の予定を明かした。これまでブレスジャーニーはデビューから一貫して柴田騎手が手綱を取っていた。
2歳秋に重賞を2連勝したブレスジャーニーは、クラシック最右翼候補と見られていたものの骨折で無念の長期間戦線を離脱。10月の菊花賞(G1)で復帰したものの12着と大敗。だが、次走のチャレンジカップ(G3)では古馬を相手に五分の戦いを繰り広げ、0.1秒差の3着とこれからに期待が持てる走りを見せていた。
「ブレスジャーニーは離脱の間に本間忍厩舎から現在の佐々木厩舎へと移籍。その時期にも柴田騎手から乗り替わりがウワサされていました。本人も復帰戦を前に『関西へ転厩したから、栗東の騎手が乗ることになると思っていたけど』と『デイリースポーツ』の取材で明かしていましたね。
ですが、その後も柴田騎手が2戦続けて騎乗。このまま継続するかと思われていましたが、まさか大舞台を前に、しかも美浦の三浦騎手に乗り替わりになるとは……」(記者)