有馬記念(G1)「一攫千金」の鍵は復活ドラマ!? 劇的勝利を飾ったオグリキャップ、トウカイテイオー、ジェンティルドンナの意外な「共通点」とは
さらにこの春には、またも重賞レースで斜行。取材にしたマスコミに「もう、いいでしょう」と告げて現場をあとにした態度には、大きな非難が浴びせられた。その後、騎乗馬のレーヌミノルが池添謙一騎手に乗り替わって桜花賞を勝つという、浜中騎手にとっては悲惨な末路までついてきたことを記憶している人も多いはずだ。
あれから約半年。発端となったマイルCSからは1年以上が経っている。浜中騎手は今週発売された『週刊ギャロップ』(サンケイスポーツ)にて、騎乗停止やケガなどが続いたこの1年間を振り返り「もったいない1年。最低でした」と反省の弁を綴っている。
その上で「そんなモヤモヤをミッキークイーンと一緒に吹き飛ばしたい。精一杯頑張りますので、応援をよろしくお願いします」と有馬記念に向けた抱負を語った。
今年はまだ重賞4勝と、4年間続いているG1勝ちをまだ達成していない浜中騎手。年末の大一番で、人馬共に復活劇を飾れるだろうか。まずはファンの支持を集め、サトノクラウンとの「4番人気争い」に競り勝ちたいところだ。