有馬記念でまさかの投げやり!? 楠原安里梨の盤石予想が今回も炸裂か
「ちょっと、この枠順はあり得ないですよ。もう確勝じゃないですか!」
年末の大一番・有馬記念(G1)の枠順抽選会が終わってすぐの21日19時。小社の一角にある会議室でこう切り出したのは、”かわいすぎる競馬アイドル”として一部で話題沸騰中の楠原安里梨さん。今回は有馬記念を目前に控えたこの日に、彼女に展望をうかがう予定だったのだが……。こちらから聞くまでもなく、彼女の中では枠順で本命が確定してしまったという。
楠原安里梨(以下、楠原):有馬記念はもう決まりましたよ。大本命はキタサンブラックです。まさかの1枠2番を引いちゃいましたからね。枠順次第ではもっと悩むかと思ったんですが、これほどの好枠を引いたのならば付け入るスキもないはずです。
ここがラストランということで、記念に単勝馬券を購入される方も多いのでオッズは1倍台を記録する可能性もあるかも!? 一昨年前は3着、昨年は2着でしたけど、3度目の正直でついに勝利を収めることになりそうですね。
――早速、ありがとうございます。ではキタサンブラックの牙城が揺るがないとのことなので、同馬以外で期待できる馬を4頭あげてもらえますか?
楠原:キタサンブラック以外で人気を集めると考えられていたシュヴァルグラン(10番)、サトノクラウン(12番)、スワーヴリチャード(14番)がそろって外枠に入ったので、2番手以降が悩みどころなんですよね……。
悩ましいですが、2番手はヤマカツエースですね! 馬券圏内に入ってほしい。シュヴァルグランは3番手です。ヤマカツエースは今回、1枠1番の最内枠!! 昨年は後方から競馬をして上がり最速を記録するも先頭集団には届かず、4着。それを踏まえて、鞍上の池添謙一騎手には今年は中団より前の競馬をお願いしたいですね。キタサンブラックについていき、最後の最後まで競ってもらいたいです。
そしてシュヴァルグラン。昨年は6着でしたが、今年は陣営がやる気とも伝えられており、さらに前走のジャパンカップ(G1)を制した際に騎乗していたH.ボウマン騎手が、今回も引き続き騎乗する点も見逃せないでしょう。
そしてシュヴァルグランは父馬がハーツクライ。これまでハーツクライ産駒は東京競馬場でしかG1競走を勝利しておらず、中山競馬場とは相性が悪いと言われていました。でも、今回シュヴァルグランは5枠10番! これはハーツクライがディープインパクトに競り勝った2005年の有馬記念で入った枠順なんですよ!! 父を彷彿とさせる激走を期待したいですね。