JRA騎手「神10」誕生の悲劇……2年連続トップ10に変化なし「1年100勝単位」で広がり続ける騎手格差に悲鳴
あくまで極論だが、仮にフルゲート18頭の3場開催の場合であったとしても、騎手は最低54人(18人×3開場)いれば足りてしまう。
ただ、それではあまりにもつまらないし、華やかな騎手文化そのものが衰退することも目に見えている。実際に、デムーロ騎手とルメール騎手と武豊騎手の3人でG1を勝ちまくった今年の競馬に辟易しているファンも少なくないはずだ。
しかし、こうした勝ち星の一極化や格差問題の拡大は、こういった見るに堪えない悲惨な末路へ「確実に近づいている」ともいえる。果たして、大規模なエージェント改革を断念したJRAはどう考えているのだろうか。